♯2

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少し廊下を走って行くと、 「確かココが平助君の部屋だと思うよ。」 「なるほど…、おきさんありがとうございます。」 「ねぇ、そのおきさんって言うのやめてよ?」 沖田は満面の笑み(黒)で刀に手をかけた。 「あはは~、平助た~ん。」 冷や汗をボタボタ垂らしながら刹魔は平助の部屋に入って行った。 沖田クソ怖ェェエエエェェエエエ!!!! いつか殺されるよォォオオオ!!!! 刹魔は誓った。 沖田は絶対敵に回さないと。 「…よし、僕は土方さんと鬼ごっこの続きでもしようかな。」 沖田は足軽に副長室の方へ向かって言った。 ─────────────── 「えっと…どちら様で?」 平助は「コイツ誰だよ」と言わんばかりの顔で刹魔に声をかける。 「貴方の嫁です。」 「え、ま、え?」 この会話が数分続いている。 「嫌、違くて…、その、どちらさまですか?」 「貴方の嫁です。」 .
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