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「暇だなオイ」
こんにちは!
友達がまったく居ない事で有名な木蛇利刹魔だよ!
今、屋上で一人で昼飯食べてる所なのさ。
「うえ、暇じゃまいか。死んだら二次元いけっかね」
まぁ、無理だよねっ
ガチで死んで二次元行けた人いたら握手しようぜ、本当。
「あー、空が青いぜ」
とほざきながら刹魔はふと立ち上がった。
「いっそ未練何て無いこのリアルとおさらばして、天国地獄を…、ねぇ?」
馬鹿馬鹿しい話だが刹魔は本気の様で、気付いた頃には屋上から飛び降りていた。
「あ、今日け◯おん!だったよ…。
…あれ?何で冷静何だろう?
今から死ぬのにねぇ…」
まぁ、死ぬし冷静何ていらんがね。
あ、食べてた焼きそばパン空飛んでるよ。
紅しょうがすげェ!
「そろそろ地面だわ。」
勢いよく降下していく体が頭から地面に落ちようとしている。
「即死だお」
頭から落ちたらまぁ、死ぬさね。
「何て綺麗な眺めなんでしょうか
ここから見える風景!」
あの歌を歌いながら自分の体は鈍い音を立て、地面に当たった。
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