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「ん?」
全然痛みが来ないんだが。
嫌、どこもケガしてないんじゃないか?
「…」
目を開けると………、
「ここはWhere?」
見渡すと町行く人、全員が着物を着ていた。
刹魔がさっき居た学校も無く、
時代劇のセットの様な建物が並んでいた。
「ちょ、えっと、待て、待つんだ。
なに?これは、アレだね?
トリップだねジョニィィィイイイイイィィィイイイイイィィィイイイイイ!!!!!!!!!!」
謎の叫びに刹魔の前を通る人は不審な目で刹魔を見てくる。
「この風景からすると幕末だね。
とゆう事は新撰組もあるよね!?
あ、でもこの格好じゃ長州に間違われて斬られてしまうかも…。仕方ない誰かから奪うか、着物」
ブツブツと独り言を言ってると、
刀をちょうど良く下げている浪士を発見した。
「あいつで良いや。腹殴って裏道に連れ込んで着物頂いて刀奪って…そうだ、屯所に行こう!」
と言い、すぐ行動にうつした刹魔。
ドガッ
少し強めに腹を殴ると浪士はすぐに伸びた。
そいつを裏道に連れ込み、着物を脱がし刀を奪った。
そして刹魔は浪士の着物に身を包んだ。
「割とこの着物綺麗じゃねェか」
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