♯1

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「にしても以外と刀って重いんだなぁ~」 刀を抜き、ブンブンと振り回しながら屯所を目指し歩いていると、 「ねぇ、そこの人」 ふと声がかけられた。 だが、刹魔は自分じゃないと思い無視して進んだ。 「ねぇ君…」 「…」ブンブン 「ねぇ…」イライラ 「……」ブンブンブンブン 「そこの刀振り回してる危ない人です!!!!」 急に手を掴まれた。 その反動で刹魔は後ろに転び、刀を落とした。 そして隣に刀が刺さった。 「ほばぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」 余程刀が隣に刺さって吃驚したのか、言葉にならない悲鳴をあげている。 「君さ、善良な一般市民の前で刀振り回すのやめた方が良いと思うよ?」 「…ちょ、あ、な、た、は、」 刹魔は思わず指を差した。 「沖田総司ィィィイイイイイ!!!??」 .
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