129人が本棚に入れています
本棚に追加
「!…なんで君、僕の名前を知ってるの?」
警戒して沖田は刀に手をかける。
「え…、私は新撰組に入りたくて!だから色々勉強したから知ってたんです。はい。」
まさか、薄桜鬼で見たから
とか言ったらある意味即死ものだよね。
何とも自然な嘘を述べる刹魔。
つか、薄桜鬼で見たからとか…
刹魔は馬鹿です、はい。
「ふぅん…まぁ、新撰組屯所まで一緒に来て貰うよ。」
「ん?なにゆえー!!!??」
「新撰組に入りたいんでしょ?」
キョトンと首を傾げながら沖田はこっちを見た。
あぁ、くっそ可愛いぜ!
沖田さんよォ!
などと馬鹿な事を考えている刹魔
あ、馬鹿なんだった。
「そ、そうですね!
入りたいです!はい!」
───────────────
所変わって新撰組屯所
「あぁ、でかいわ。にしてもウヘヘ今から俺は新世界の神になるぜ!」
もはや何がどうなって神になるのかは解らないが、刹魔はこの状況に苦は無い様だ。
「では、どうぞ入って~。
副長室まで案内するよ。」
にこっと笑う沖田に刹魔もにこっと笑う。
やっべェ、楽しみだよ!
平助たん待っててねっ!
.
最初のコメントを投稿しよう!