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「じゃあ次は私ですね!」
……なんでこの人は常にこんなテンション高いのだろうか。
ラピュタは本当にあるとわかった時のパズーみたいな。
「私の名前は中谷千秋、21歳です!
仕事は……秘書? 秘書だっけ?
五十嵐さん、私秘書でしたっけ?」
「あぁ、多分秘書だ。」
「たぶん秘書です!
まぁでも普段は掃除とか洗濯とか家事を中心に動いてますね。
ようするにみんなの頼れるお母さん役って事です!」
「いや、それは無いな。」
「私も無いと思うぞ。」
「どっちかと言うと、しっかり物のお姉ちゃんって感じですよね。
背低いし。」
「みんな中々ひどいですよ!?
私だって色々頑張ってるのに!」
なにやら《頼れるお母さん》が否定されたのがショックだったのか、中谷さんが若干涙目になりながら否定し始めました。
そんなに頼れるお母さんポジ欲しかったのかwwww
「まぁ落ち着け、俺達が言ってるのは“お母さん”が似合わないって言ってるだけで、お前の事は頼りにしてるぞ?」
「……本当ですか?」
「あぁ、本当だ。
わかったなら元気出せ!」
「はい!」
おぉ……なんというか、扱いに長けてらっしゃるね…ww
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