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「ってか、香苗は何で彼氏作……」
『朝礼始めるぞー!』
言ってる途中で朝礼合図が入り、香苗も私も 定められた場所に移動する。
いつも聞こうとした時に何かしら邪魔が入るんだよね。
…何で香苗は彼氏作らないんだろ?
モテモテなのに、男の話なんか一切聞いた事がない。
可愛くて性格も良くて…しかも、それを鼻にかけず偉そうにしない香苗。
『私、可愛くないよー』
香苗が そんな言葉を言っても、嫌味に感じない。
うーん…本当、彼氏居ないのが不思議すぎる。
それにしても、身長は160センチぐらいで細身体型って言う、私と同じ背格好なのに……こうも違うモノなのか。
『――…か?』
はぁ…私が香苗みたいな女だったら…仁は離れなかったのかな?
『――…てんのか?』
ん?
少し怒った様な声が耳に入り、声がする方に目をやる。
「え…?」
私に言ってんの?
『松坂、聞いてんのか?
一人違う世界に行ってる顔してるけど』
「あっ…すみません」
そういえば、朝礼だったんだ。
全く聞いてなかった…。
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