一ノ刻 理由

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川井『ここですね。』 笹川『よし須藤、ここを正面に村を写すように撮れ。』 須藤『了解です。』 村は鳥居を抜けてから小規模で広がっていた。今時の家はなく、本当の田舎という村であった。真ん中には大きな木が立っていて、それを囲むかのように家が並んでいた。数えられるくらいの件数で、6件あった。
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