3071人が本棚に入れています
本棚に追加
/240ページ
ふと目が覚めた。
目の前に映ったのは部屋の天井ではなく、真っ白い空間だった。
周りを見渡しても、果しなく白が続いている。
眠っていたので横になっていると思うが、その感覚が全く分からない。
浮いていると言った方が正しいかもしれない。とにかく何が何だかか全く分からない。
なんでだ? 確か俺は家で携帯小説読んでたはずなんだが。
これは夢の中か? いや、でも眠った記憶はないし。
ふと頭に転生フラグという考えが浮かんだ。しかし、現実ではあり得ないからこれは違う。
「その通りだよ」
声が頭に直接響いてきた。
そして目の前には金髪でキリッとした二重の金色の目をした神々しい雰囲気を出しているイケメンが現れた。
急に現れたので、驚きの余り肩が震えてしまった。
最初のコメントを投稿しよう!