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●創設祭
僕はイカ焼きを買って
裡沙の後を着けていた。
最近の女子は怒ると
何をするか分からないからな………
塚原響
「あれ、真田君?
はるかと一緒じゃないの?」
真田光一
「あ、塚原先輩!
あ、あのですね………
さ、先を急ぐので失礼します!」
塚原響
「?」
あ、危なかった………
これで森島先輩とのデートを
すっぽかした事が裡沙が頑張っている
この時にバレたら面倒だからな………
こうして僕は裡沙が迷惑をかけた
女の子達に謝るのを見守る事にした。
上崎裡沙
「あ、あの……
ちょっといいですか?」
七咲逢
「あ、はい……」
(…………)
七咲逢
「…………そうですか」
上崎裡沙
「本当にごめんなさい……」
七咲逢
「………先輩には
この事を正直に話したんですか?」
上崎裡沙
「う、うん。」
七咲逢
「それならいいです。
先輩が決めた事に私は口出ししません。」
い、いい子すぎる………
次は僕の知らない子みたいだな………
裡沙はとにかく謝り続けた。
怒られたりもしたけど、
最後は許して貰っていた。
そして43人目の時………
上崎裡沙
「本当にごめんなさい!」
西園寺世界
「絶対に許せない!
私は真田君に
好きな人が居るから諦めたのに………
そんなの酷いよ!」
西園寺さんは
裡沙に手を上げようとしている………
裡沙を守らないと!
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