第1話:橘純一×中多紗江

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●バス停 橘純一 「今日の遊園地楽しかったね。」 中多紗江 「は、はい……」 橘純一 「…………」 紗江ちゃん、どうしたんだろう? 今日はなんだかいつもよりも 緊張してるみたいだけど……… 中多紗江 「せ、先輩………来週は創設祭ですね。」 橘純一 「ああ、うん。そうだね。」 中多紗江 「そ、その………」 橘純一 「?」 中多紗江 「な、なんでもないです………」 橘純一 「…………」 紗江ちゃん、いったい 何が言いたかったんだろう……… 選択肢 →●聞いてみる ●聞かないでおく 橘純一 「紗江ちゃん。遠慮しなくていいよ。 僕に何か聞きたい事があるんだよね?」 中多紗江 「あ、はい……その……先輩……私と…… そう言っている間にバスが来てしまった。 中多紗江 「私と………ベストカップル コンテストに出て貰えませんか?」 橘純一 「僕と!?」 中多紗江 「駄目……ですか?」 橘純一 「駄目な訳ないよ! 紗江ちゃんと一緒に ベストカップルコンテストに 出られるなんて嬉しいよ!」 中多紗江 「良かった……」 橘純一 「あ、紗江ちゃん 早くバスに乗らないと………」 中多紗江 「あ、はい!」 こうして僕達は ベストカップルコンテストに 出る事になった。 僕が紗江ちゃんとカップル…… 観客達のブーイングが 止まらないかもな……… あんな可愛い子が 僕みたいな駄目な男と……… ??? 「それは違うぞ橘。」 橘純一 「え……」
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