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●会場
絢辻詞（白）
「皆さん、お待たせしました。
次はベストカップルコンテストです。」
観客
（ワー！！！）
絢辻詞（白）
「最初のカップルは
橘純一さんと中多紗江さんです。」
橘純一
（行こう、紗江ちゃん）
中多紗江
（は、はい！）
僕達はステージに上がった。
観客
「うおぉぉぉぉ！！！」
観客
「綺麗だってばよ………」
観客
「なんで中多さんがあんな奴なんかに……
観客
「リア充爆発しろ！」
七咲逢
「今日の紗江ちゃん
なんだか大人っぽいね。」
橘美也
「うん、綺麗だよねー」
絢辻詞（白）
「これはなんと
初々しいカップルなのでしょうか、
まるで結婚式のようです！」
観客
「やったなー橘！」
観客
「中多さん！お幸せに！」
観客
「チクショー！末永く爆発しやがれ！」
みんな僕達を祝ってくれてる………
絢辻詞（白）
「では橘純一さん、
あなたは中多紗江さんの
どこか好きですか？」
橘純一
「はい、とても優しくて一途で純粋で……
大人しいけど何事にも一生懸命で、
とても可愛い所と、む………ゴホッ！
こんな僕を愛してくれている所です！」
中多紗江
「先輩……」
危ない危ない………
こんな所で
胸が好きなんて言ったら
変態だと思われてしまう………
絢辻詞（白）
「なるほど、
中多紗江さんは彼のどこが好きですか？」
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