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●最初の村
最低勇者
「ここが最初の村か。」
黒騎士
「らしいですね。」
最低勇者
「それじゃあ少し探索するか。」
黒騎士
「はい。」
こうして俺達は村を探索する事にした。
最低勇者
「お、ここの家女の子が
住んでるみたいだ！入ってみるか。」
黒騎士
「よく分かりますね………」
そして俺達は部屋に入った。
若い女性
「ちょっと、勝手に
部屋の中を見ないで下さい！」
最低勇者
「えー、いいじゃん。
ＲＰＧの世界なんだし。」
黒騎士
「この方は勇者だぞ。
勇者には優しくしろと
王は言っていなかったのか？」
若い女性
「薬草やお金なら喜んで
お渡ししますが………
この勇者さん、
私の下着ばかり物色してませんか？」
最低勇者
「俺は勇者なんだぞ。
このぐらいいいじゃないかー」
黒騎士
「勇者様はこう申している。
普段モンスターに
襲われないのは勇者様のおかげだ。
少しぐらいは勇者様に奉仕しろ。」
若い女性
「…………はい」
最低勇者
「よし、これを貰っていこう。」
若い女性
「そ、それは私の下着……」
黒騎士
「文句があるなら
王か神に異議を唱えるんだな。」
若い女性
「…………」
まあ、とりあえず
これがあれば
賢者タイムの時に役に立つよな。
男は出さないと鎮まらないからな。
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