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30人近くを(15人カンタ 10人婆さん 5人クロが)
ブチのめし 泣きながら帰っていった野武士達
廃寺の周囲を片付け カンタが 軽く聞いてみた
「お姫様と若様ってどーゆーこと?」
3人は黙ったままだ
「話したくないならいいや、ゴメン忘れて」
あっさり引くカンタにタカラが突っかかる
「興味ないの?俺たちの秘密」
戸惑いながらタカラが聞いてくる
「興味無い…ことはないけど話したくないならいいよ。人間ソレゾレだ!俺だって言いたくないコトくらいあるし」
次は奥の方から清が問いつめてきた
清「少しくらい興味あるでしょ?」
カンタ「話したいときに話して」
清「正直…ききたいでしょ!」
カンタ「眠いから明日ね」
清「今聞きたくない?一応命の恩人だからお願いされたら話してあげてもいいよ」
正直めんどくさい カンタは聞くことにした
「お願いします。清姫様…美人なアナタの秘密が知りたいです…ハァ~」
その言葉に満足した清が話し始めた
「言っておくけどツラい過去なんだからね…」
満足していた額に少しシワがよった
(小さいのに苦しんでるなコイツら)
カンタは
気だるい気持ちをシャンとして聞くコトにした。
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