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(ﾅｷﾞﾅﾀ…しかもワザと外したな)
投げた人物は婆ちゃんだった
｢これ以上清をバカにしたら許しませんよ!｣
(清は少女…この婆ちゃん何者だ？)
老婆が口を開く
｢清は可愛らしい我が孫…侮辱は許しませんよ！｣
カンタは焦りながら説明する
｢侮辱したつもりはないんだ…｣
｢ﾉﾐは悪気はないよ、それに用心棒として俺が連れてきたんだ！姉ちゃん怒りすぎ、婆ちゃんこえーよ。｣
正直助かった‥婆さんのﾅｷﾞﾅﾀは名人並みでクワの柄で受けるが必死だったからだ
｢なぜ刀を抜かなかったんですか？｣
婆さんがきく
またため息混じりに説明する
｢ﾊｧｰ…ﾅｷﾞﾅﾀで討たれる義理はないけど刀で切る権利もないからね～婆さんも姉ちゃんも悪いことしてないから…ﾀｶﾗ、"ﾉﾐ"ってなんだよ｣
｢野見山だからﾉﾐだよ！分かるでしょ？｣
当たり前のように話すﾀｶﾗ
｢呼び方なら他にあるだろ…お侍さんとかお兄さん・殿様とかもいいな｣
ﾀｶﾗとｶﾝﾀの話し合いをみて女２人は
(ﾀｶﾗが心を開いているなら大丈夫な男だね)
と確信した
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