仏の顔は三度まで…

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イザコザも終わり安らかな空気になった カンタは包みから野武士(ノブセリ) 達からの戦利品 である食べ物を3人に配り始めた 「どーしたの?コレ」 タカラが伺う まぁ見た目カンタは金をもっていなそうだから当然気になる 「山の中で親切な人達が分けてくれたんだよ」 満面の笑みで答えるカンタ 三人とも多少 疑問は残ったが…カンタとクロがモリモリ食べていたので食べ始めた そして子供二人が眠りについた。カンタは仕事に入る 用心棒なので眠らず見張る クロと交代制にして番をしていた 丑三つ時…裏の方で人の声と気配を感じたクロが吠えた その声で全員起き上がり カンタがそとにでると昼間みた野武士達がいた 人数は約2~3倍はいた 「昼間の仕返しですか?朝早いんでまた明日来て」 カンタは欠伸しながらお願いした 「お前に用はねーよ、ソコにいるお姫様と若さまに会いに来たんだ」 野武士がカンタに話しかけた (姫に若…事情はソレか…) ワケアリ なのは二人とも城の者だったらしい 「事情はしらないけど今日、俺ココの用心棒だからさ…帰ってくれ」 少し睨みつけまた笑顔に戻り帰るよう促すカンタ 野武士達は昼の経験でカンタの怖さを知っている
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