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ミニー「デイジー!クラリス!エンジェル!」
デイジーとクラリス、エンジェルが傷ついた身体で倒れていました。すぐに手当てして、事情を聞くミニー。すると、
エンジェル「(ミッキーが捕まったの。)」
クラリス「ミッキーだけじゃないわ、ドナルドやチップたちも吸血鬼に……」
ミニー「そんな……じゃあどうすればいいの?」
事情を聞いてますます不安の色が隠せないミニーを見ながらデイジーとクラリスはこっそり後ろを向くと
クラリス「(すっかり本気にしちゃってるみたいね。)」
デイジー「(当然よ。あそこまでやったんだもの。)」
実は、ヴァンパイアが街で暴れているというのはウソなのです。ミッキーがミニーを驚かすために街の人に協力してもらい、ハロウィンを楽しもうというもの。
ミニー「ミッキーが心配だわ。何かあったら私……」
ウソということに全く気づかないミニーは涙を浮かべて嘆きます。するとデイジーは
デイジー「じゃあ、ミニー助けに行ってあげないと!」
ミニー「でも、もしヴァンパイアに襲われたりしたら……」
クラリス「大丈夫よ!あなたはミッキーの代わりにマレフィセントまで倒した女の子じゃない。」
デイジー「そうよ!あんな魔女にくらべたら吸血鬼なんてどうってことないでしょ?」
エンジェル「ミニー、ガンハッテ!」
大げさにごまかすデイジーたちにミニーは
ミニー「わかったわ。ミッキーを助けないと!」
ミニーはミッキーを探しに再び夜道を歩いた。
クラリス「あとはミッキーたちね。」
デイジー「でも、あんまり派手にやらなければいいけど。女の子を泣かしたらミッキーたちも参っちゃうしね。」
ちょっとばかり気になるデイジーたちはこっそりミニーのあとをつけていきます。
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