ヴァンパイアミッキー

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ミニーが目を覚ますと、そこはミッキーの家の中でした!ミニーはチップとデールが用意した木でドナルドたちが作った椅子にロープで縛られていました! ミニー「ここはどこ?ミッキー?ミッキー!?」 ミッキーの名前を呼ぶミニーに、ドナルドたちが吸血鬼の仮装をして現れました。 ミニー「みんなどうしちゃったの?ドナルド?スティッチ?」 そして彼らの後ろに現れたのは…… ミニー「ミッキー!」 ミッキーはヴァンパイアの仮装で鋭い目をしながらミニーを見つめます。 ミニー「ミッキー……?」 ミッキー「なんてかわいいお嬢さんなんだ……」 ミッキーは鋭いキバをミニーに向けると ミニー「だめ!ミッキー!」 自分も吸血鬼にされてしまうと気づいたミニーはミッキーに叫びます。 ミッキー「君も僕たちの仲間入りだよ。」 ミッキーはゆっくりミニーの首めがけてキバを近づけます。涙目でミニーが ミニー「ミッキー!やめてー!」 ミニーの叫び声が響いたように、ミッキーは大人しくなります。そしてドナルドたちがクスクス笑い…… ミニー「えっ?」 ミッキー「ミニー、大丈夫!」 ミッキーたちはミニーの縄をほどいて説明しました。 ミニー「えっ?!じゃあ私を脅かすために?」 ミッキー「うん。ハロウィンだから」 ミッキーたちのドッキリにミニーは バシッ! 仲間たち「ミニー!!」 ミニーはミッキーを思いっきりひっぱたいたのです! ミニー「あなたがヴァンパイアに捕まったって聞いて、私がどれだけ心配だったかわかる?!」ミニーは涙目で怒鳴りました。 ミニー「ミッキーの……ミッキーのバカ!」 ミニーは涙を流しながら家を飛び出した。 ミッキー「ミニー!」 ミッキーは落ち込みながら言った。 ミッキー「今年のハロウィンは中止する。」 ドナルド「ミッキー……」 ミッキー「確かに、僕はミニーに酷いことしちゃったんだ。こんなの僕もミニーも望んだハロウィンじゃない。」 ミッキーも家を出て行きました。
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