*始まりの日*

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「入れ」 うわっ…怖いなぁ 「失礼します」 「一樹が行くんだよ」 『へっ?……あっ、はい!』 ギィィィ 『しっ、失礼します…うわっ…!?』 ドサッ 『痛…くない…?』 「危ないなぁ…」 えっ? 目を開けてみると、旦那様が僕の下敷きに…!! 『すっ、すすすいません』 「いや…、一樹が無事なら良かった」 ニコッと旦那様は笑って言った… 『あっ…ありがとうございました…』 執事さんがすぐに来た 「旦那様!?大丈夫ですか!?」 『あっ!すいません。すぐに退きます!!』 「ふふっ、ありがとう」 『えっ?はい…?』 僕は旦那様の上から退いた。 旦那様は怒りもせず、ただニコニコとしながら、僕を見ている。 なんか…… 気まずい 『先ほどは失礼しました…。 えっと…僕の名前は並河一樹です。 今日からここで、働かせてもらえる…と言う事で来ました。 今日からよろしくお願いします…!!』 ペコッと頭を下げた。 「うん♪今日から頑張ってね♪一樹くん♪ あっ!それから、俺の事は、旦那様じゃなくて、陸様ってよんでね♪」 『えっ?しかし…』 「呼ばないと…… お仕置きだから」 ゾワッ 『はっ…はい…』 旦那様ってある意味… 怖いかも………
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