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因みに今は俺の五歳の誕生日だ。
「クウラ、誕生日おめでとう!」
そう言いながら寄ってきたのは新緑色の髪を背中まで伸ばし活発そうな鳶色の目を持っている少年『フォロウ・ヴァン』だった。
因みにヴァンって名前で気付いた奴もいるかもしれんがこいつは八大貴族の一つヴァン家の御曹司だ。
「よう、クウラ!」
「……クウラ……誕生日おめでとう。」
フォロウの次に寄ってきたのは深紅の髪を腰まで伸ばしこれまた元気そうな深紅の瞳を持った少年『フレイ・アグニ』と水色の髪を首もとで切り揃え冷たい雰囲気をたたえる黒の瞳を持った少女『クロア・アイス』だ。
因みにフレイはアグニ家のクロアはアイス家の御曹司だ。
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