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適当にレベル上げしながら
北に進むと村に到着した。
村に入ると
「ようこそ!ウトイの村へ!」
と定番の挨拶をされ、
軽く感動を覚えながら村を詮索する。
とりあえず定番の村人に話しかけて
情報集めをした。
村の人々に聞いた情報によると、
この村は毎晩魔物に襲われているとらしく
村長の息子は毎晩、自分の身を犠牲にして
その魔物から村を守っているらしい。
「あの人は私たちの救世主です!」
「あ~ホントカッコいいよね~」
などと女性達にモテモテだ。
俺はイベントが起こりそうなので
後回しにしていた村長の家に向かった。
・
・
・
村長の家の中では女性の人集りが
黄色い声援を村長の息子に送っていた。
『きゃー!ゴローさま~!』
『ゴローさま~!』
『ゴローさま~!』
「いやいやみんなありがとう。
でもみんな押さないで。
俺は……ひとりだからさ……?」
俺のよーく知っている人物が
女性達がにウィンクをすると、
女性達が『きゃー!』と悲鳴を上げた。
ここは……地獄だ……
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