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『何か問題でもあるのですか?』
私は西山医師の反応の悪さに不安になり言った。
『ウチに来てもらえるなら井口さんのお父さんも看護してた君に任せるのは問題ないのだけどね…
今外科忙しいのでしょ?』
確かに今外科はいつもより忙しいのは事実だったので私はうなずいた。
『前みたいに臨時でも精神科としては君に来て欲しいのだけど、今回は外科の看護部長も首を縦に振ってくれないのだよ。』
『じゃあ説得します。
部長を。』
私はそう言い外科看護部長にこの後直接交渉をした。
しかし…
願いは聞き入れてはもらえなかったのだった。
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