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『来てくれたんだ。』
オレは一気にテンションをアップさせる。
『うん…』
いつもの飯田美咲ではない元気のなさにオレは絵を描くまでもなく何かあったと気付く。
『どうした?』
『……。』
オレの問掛けに反応しない飯田美咲。
うつ向いている。
そんな彼女を見てもちろんどうにか力になりたいと当然の様に思うオレ。
『描こうか?』
オレにはこのセリフしか思いつかずに飯田美咲に言った。
しかし…
その言葉に首を横に振る飯田美咲。
そんな彼女が口にしたセリフ…
『三条さん…たまには飲みにでも行きませんか?』
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