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『三条さん…絶対にひかないでね。』
飯田美咲の祈る様な不安そうな表情…
オレは余程の事だろうから驚くかもと思いつつ覚悟を決めてうなずく。
『…実は私、高校の時に子供堕ろした事があるの。』
『えっ?…そうだったの。』
大変な事ではあるが想像よりは大きくない話にオレは拍子抜けした。
『別に大した事ないと思った?』
飯田美咲はオレの考えを見透かす様に言う。
オレはその言葉に反応が出来ない。
しかし話はこれで終わりではなかった。
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