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どうしても気になる昨日描いた女の子の評価。
博司はこの日数人の普通の客を相手しつつも頭の中は昨日の絵の事だった。
反応悪かったしやっぱオレは駄目かも…
博司は元々自分の絵に自信はない。
昨日のさやかの絵は彼にとって大袈裟でなく自分の画家人生を掛けた物であった。
だが彼はさやかの反応から…
潮時かな…
画家を辞める決意をしたのであった。
35にもなるオレを受け入れてくれる会社なんてあるかな?
彼はそう思うと居てもたってもいられず今日の仕事を早めに切り上げると近くにある大型スーパーへと向かった。
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