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「そんなんどーでもいいから、早くすべらない話しろ!」
「凛花の言う通りね。キョウ君、早くしなさい。」
「お兄ちゃん早く早く」
…人の話を聞いていないな。こいつら。正直疲れるな。
ただ、この「部活」の面々と絡むのは嫌いじゃない。むしろ、好きな方だ。
初めに絡んできたのも凛花達だし、ここまで色んなことを言い合えるようになったのも凛花だ。
俺はそんな凛花のことが…
「あら、キョウ?あんたは面白い話の一つも出来ないくらいつまらないロリータコンプレックスのゲス野郎なのかしら?」
「うるせぇぞ、超ド級のまな板小娘が!幼稚園からやり直せ!」
…大嫌いだな!
凛花が「むきー!」とまるでアニメのように怒り出す。
それから、またまた罵倒合戦が始まったのは言うまでもないだろう。
「ロリコンロリコンロリコンロリコンロリコンロリコンロリコンロリコンロリコンロリコンロリコンロリコンロリk)ry」
「まな板まな板まな板まな板まな板まな板まな板まな板まな板まな板まな板まな板まないt)ry」
端から見れば何とまあ低レベルな争いだと思うが、俺(と凛花)から見れば許し難い言葉なのである。
「バカばっか…」
ぼそりと椿姫が言ったこの言葉は、当然俺たちには届かない。
結局、今日の部活は俺たちの「罵倒合戦」で終了した。
開始早々、俺たちは何をしたかったのか。
それを知る者は誰もいない。
でも、それでも。
何気に面白かったから、誰かと過ごす放課後が楽しいから。
そんなことは、結局…
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