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「紫神 椿姫(さきがみ つばき)、只今到着しました!」
ここで何故か敬礼しているのがさっきから話してる変わり者。
髪は長め。前髪は目が隠れるくらいまで長い。後ろ髪は1つにまとめているが、それをほどくと凛花と同じかそれ以上の長さになるだろう。
背は女子としては一般的かそれよりも低いくらい。
外見は普通。なのだが、さっきの発言から分かる通り、突拍子のないことをよく言う不思議な娘である。
「てか椿姫、お前それいつも買って食ってるよな。飽きないのか?」
と、椿姫が持っている両手で抱えきれないほどの紙袋を見て言う。
隣で凛花と玲奈もうんうんとうなずいている。
「はい、崎山のカレーパン大好きですから!」
「いや、崎山ショップのカレーパンって別に手作りじゃないし。そもそも大好きだからってそんな買わんわ!」
とりあえず全力で突っ込んでみる。
やっぱり、何か他の人とは違う…と言うかズレてるんだよな。
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