I want with you.

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「君みたいな女の子が一人で旅を?」 「はい。」 「そうか、珍しいこともあるんだな。」 「あの・・・」 フランは知りたかった。 自分をこんなにも夢中にさせた人の名が。 「名前を聞いてもいいですか?」 「そうだ、まだ自己紹介をしてなかった。俺の名前は勇羅。剣士として働いている。」 優しい声で、しかし力強く答える。 勇羅という名にふさわしい声、そしてその瞳の輝きがこの人物の性格を映し出していた。 背中にはとても大きな剣を背負っていて、フランにはとてもたくましく見えた。
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