ソーダ

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音一つ立てずゆっくりと 氷は小さくなっていった このままじゃ消えて 無くなっちゃうわ 止まって...止まって... 胸の真ん中 募る気持ちは いつまでも消えないのだと 信じて疑わなかった あたし真っ直ぐだった いつからすれ違ってたの? 二人のここんとこ もう一度重ねてよ あなたは笑ってくれない その髪 背中 つま先だけを ずっと見つめていたかった ただそれだけで良かったはずよ あなただけだったはずよ その耳 あくび 鼻の先だけを ずっと大切でいたかった ただそれだけで良かったはずよ 愛してたはずよ あなただけだったのに..
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