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午前7時58分、航空母艦「加賀」の甲板では攻撃隊が暖機運転していた。
高田は北村と池野に差し入れを持って行った。
「絶対アメ公の空母、仕留めてこいよな。」
「わかってるわい。俺の腕をあまり甘くみないでくれ。」
「俺はグラマンを仕留めてくるわ。」
と池野と北村が答える。
「そろそろ時間だ。お前も巣の留守番頼むぞ。」
「おぅ。」
池野や北村は敷き詰められた航空機の奥に入っていった。
高田も航空機から離れる。
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