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んあー何だコイツら。
あの後、莉緒と別れて校舎をぶらぶらしてお昼のチャイムが鳴ったから教室戻ったら。
………何故か知らん男に待ち伏せされて…た。
いやいやいやいや
誰コイツ、俺知らねーよ!
見た目、赤髪とか不良か!
って…ピアスしてる俺が言うのもなんだけどー
ガラリと教室のドアを開ければ目の前に赤髪が。
「あ、コイツじゃね?」
「……っぽいのぅ」
ついでに銀髪も。
意味不明なこと言いながら俺の目の前に立つ。
「……」
え 何俺に何か用なわけ!
「お前さん…新那じゃの?」
「あ?……うん、そうだけど」
「合ったりぃ!んじゃ行くぜぃ」
「は?は?え、どこに……」
ちょっ 待って
何で俺引っ張られてんの。
両腕を赤髪と銀髪に掴まれて引きずられてる状態。
「まあまあ、来てみんしゃい」
いやいやいや
どこいくの!
「幸村くんが待ってるぜぃ」
幸村くんて誰!
一体俺はどこにつれてかれるんだよ。
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