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その頃酒月堂では…
―酒造所―
いろんな酒の香りが混ざり合う中
一人の少女が酒樽に近付いていた
「はぁ~いい香りねぇ~」
「確かにいい香りですが、まだ飲んではいけませんよ。アサマ様」
「分かっていますよぉ~」
そういうと少女は酒造所を後にした
―――――――――――――――一方、霊夢達は…
「で、山にはどうやってはいるのよ」
まだ不満げな表情の霊夢が言った
「お嬢様は"普通の山みたいに登ればいい"とおっしゃってましたが…」
「これのどこが普通なのよ…」
霊夢達の前には絶壁が広がっており
ここに入れと言わんばかり、洞窟が一つポカンと口を開けていた
「とりあえず入ろうぜ」
魔理沙はそういうと"こっちにこい"のモーションをとって
洞窟に入っていった
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