第一章 存在の存在

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~博麗神社~ 魔理沙は博麗神社に着くと 嬉しそうな表情とともに悔しそうな一面をみせた 「アリス!パチュリー!」 「「魔理沙!」」 魔理沙はアリスの胸に飛び込むと 「よかったぜ!やっと会えたー!」 ア「あんた何泣いてんの?」 パ「………………。」 「二人とも留守だから心配になって。」 ――――――――――――――― 「で今日は何の用事なの?」 霊夢はめんどくさそうな顔をしてレミリアの話を聞いていた 「だから咲夜と一緒に、酒月堂に行ってほしいの」 「酒・月・堂?何よそれ?」 「はぁどこから説明しようかしら… 簡単にいうと建物よ。妖怪の山の近くの山の山頂にあるって聞いたわ」 「聞いたわって、誰からきいたのよ?」 レミリアはもう一度ため息をすると 「えっーと」といった様子で頭を抱えた すると近くに立っていたメイドが 「妖怪の山の新聞記者天狗ですよ」 新聞記者天狗とは 伝統の幻想ブン屋 射命丸 文 のことである 彼女は妖怪の山の鴉天狗である 新聞のネタ探しのため幻想郷を飛び回っている 何らかの騒ぎや祭ごとがあれば現れるだろう…
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