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「アスカロンって書いてあるやつだろ!?」
「そうそう」
「まさかアックアが浜面さんに会ってるなんてな」
「浜面でいいよ。でさ、その後方のアックアってのは何なの?」
「何なのって言われましても…ただ強すぎるくらいにしか言えないよ」
「ロシアの空爆機も一瞬で破壊しちゃうくらいだからなぁ」
「あの天使の力を削ぐことが出来て、その強さはデタラメなやつだな」
「まあ『神の右席』なだけあるな」
「「『神の右席』?」」
「ローマ正教20億人の中のトップ4人を集めた組織のこと」
「前方のヴェント、左方のテッラ、後方のアックア、右方のフィアンマ」
「強さ順的にはこんな感じになる」
「右方のフィアンマってやつはアックアより強いのか」
「ああ」
「天空の城塞『ベツレヘムの星』でフィアンマとやりあった」
「そこにいるインデックスを返してもらうために」
「オマエは一体あの戦争にどこまで関わってやがったンだ」
「自分でもわからねぇよ」
「でも、そうしろって自分の気持ちが言ってたからそうしたまでだ」
「そォか」
「俺も『謎の法則』まァ魔術とか言われてるらしいが、ソイツについてもう少し情報が欲しィところなンだが」
「俺も実際のところ分かってないんだ。ただ分かるのは…」
「科学で生み出された超能力や魔術で生み出された武器や攻撃は消したり破壊できるってことだけだ…この右手でな」
「右手ってなんのことだよ」
「浜面は分かるはずがないよな」
「コイツの右手はあらゆる超能力を消すンだよ」
「なっ!?」
「その性でもあるのか色んな問題に振り回されてたな」
すっかり気を許し、ある程度のことを話しきったとある世界の主人公達はそれぞれの帰る場所へ帰って行った。
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