第三章 『当たり前ではない日常』

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それから二日たった日……… 車内にて…… 涼介「やっと退院だ~!」 穂乃香「でも、週一で通院しなくちゃいけないからね。」 涼介「は~い……でも、いつ戻れるんだろう………?」 そんな話をしながら帰ると、女の子が涼介の家の前に立っていた。 涼介「…?……ん、誰だ家の前いる奴は?…!!……もっ、もしかして……薫!」 穂乃香「あら、友達なの。何か用があるようね。」 姉ちゃんが車を車庫に入れ、俺は薫のところに行った。 涼介「あのぉ~……薫……だよね?」 薫「…?……はっ、はい………そうですけど……」 涼介「何か用があるの?」 薫「はい…涼介君に会おうと思って……って、貴女はどちらさんですか………?」 涼介「え―……コホン……涼介ですが?」 薫「………えっ……涼介は確か……男のハズ……だけど…?」 涼介「え~……訳あってこうなっちゃいました~……まあ、詳しく話したいから家に入ってよ~」 薫「うん…分かったよ。」 涼介は薫を玄関から家の中に入れて話を続けた……
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