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キャッキャウフフ。
…放課後、俺の耳には、そんな言葉しか入ってこなかった。
キャッキャウフフ。
教室の中に人は大勢いるが、しょんぼり席に座っているのは俺だけだった。
キャッキャウフフ
テストが終わり、心にぽっかり開いた穴…そこに、そう。キャッキャウフフ。
テストの総合順位は、42人中、42位…
キャッキャウフフ。
いや、別に聞こうと思えばキャッキャウフフ意外の言葉は聞こえるんだよ。
キャッキャウフフ…とか、キャッキャウフフ…みたいな。
…だが、今の俺の耳にはキャッキャウフフしか入ってこない。…キャッキャウフフキャッキャウフフキャッキャウフフキャッキャウフフキャッキャウフフ…
「うっるっせえええええええ!」
キヤッキ(ry
「うるせえぞ悠司!テストは終わっちまったんだ!次の期末試験で挽回すればいいだろ!?」
頭から怒涛の大音量。
「そんな死にそうな顔をするな!戻ってこい!戻ってこい悠司ぃ!!」
首根っこを掴まれ、手前に大きく揺すられる。
キャッキャ?…じゃなかった、何だよ一体?
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