prologue

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この日は土砂降りの雨が降っていた。ただでさえ天候が悪い日なのに、蒸し暑いのも加わっていた。 そんな中、中年ぐらいの男が入り組んだ路地裏の中にある一件のビルに入っていった。 「此処で合ってるんだよな………」 手に持っている住所らしきモノが書いてある紙を2、3回見てそう呟いた。
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