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「僕たちの今いるこの世界はあらゆる平行世界をバーチャルにしたものなんだ。有り体に言えば、時間も空間も超越して全てが巡り会える」
「つまり、なんでもありと!」
「有り体に言ってそうだけども。まあ、細かいルールはあるよ。最低限世界が破綻しないようにね。」「で?」
「はい、楓さん、思い通りにいかないって分かった途端台詞の手を抜かない」
「はーい」
「返事は短切に、のくだりから、はいはいとか言う返しは無しの方向で」
「なにその私対策!?」
「本当なら説明長くなるの対策と、飽きやすい楓さんの為ですよ」
「なら、仕方ない。横槍は極力避ける!」
「うん、ありがとう。続けるよ。それで、当面として僕たちはこの世界で会長率いる生徒会役員として戦力になれるようレベルアップをしなければいけなくなったんだ」
「大分端折ったね(笑)」
「君の為なんだけどね、全く」
「でもさ、私たちみたいな下っ端がちょっと強くなったくらいで意味あるの?」
「会長の話を聞いていなかったのか?僕らが勝つには上げられる可能性が極端に限られているんだよ」「」
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