キミとの出会い

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 キミとの出会いは  些細なことだった。  高校生2年生の春、入学式の日 俺は生徒会副会長でありながらも 入学式に遅刻してしまった。 俺は成績も優秀で、いわゆる"優等生"ってやつだ そんな俺が遅刻をするなんて、誰も思わないし 自分も遅刻なんてすると思っていなかった  ___皆勤賞、狙ってたのに__ 心の中でそう思いながら俺は、 この並木道を颯爽と走っていく。 学校はここを真っ直ぐ行くとつく。 緑に囲まれていて、交通には不便だがいい学校だ。 _
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