9人が本棚に入れています
本棚に追加
キミとの出会いは
些細なことだった。
高校生2年生の春、入学式の日
俺は生徒会副会長でありながらも
入学式に遅刻してしまった。
俺は成績も優秀で、いわゆる"優等生"ってやつだ
そんな俺が遅刻をするなんて、誰も思わないし
自分も遅刻なんてすると思っていなかった
___皆勤賞、狙ってたのに__
心の中でそう思いながら俺は、
この並木道を颯爽と走っていく。
学校はここを真っ直ぐ行くとつく。
緑に囲まれていて、交通には不便だがいい学校だ。
_
最初のコメントを投稿しよう!