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___いないじゃないか___
彼はその場にいなかった。
いや、そもそも信じた自分が馬鹿だったんだ。
そうは思うが彼の顔に嘘があるとは思えなかった。
俺は騙されたことに腹がたったわけでなく、彼が何故俺を騙す必要があったのか考えてしまった。
そして、簡単に人を信用してしまった自分にも疑問を感じていた。
____名前すら、知らないのに___
でも、彼にはどこか惹かれるとこがあったのだ。
それはどこかわからないが、俺は同性ではあるがその彼の何かに惹かれて信用してしまったに違いなう。
俺は勝手な解釈をして、自己完結した。
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