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「ごめんなさい。」
私がそういうと男子生徒は肩を落として去っていく。
「これで高校入ってから何回目ー??」
影から見ていた鈴花はからかうような声で言った。
「また見てたんだ??」
「だって楽しいじゃない。」
シラッと言ってのける鈴花にもう何か言う気すら起きない。
「まあそれもあるんだけど、ドーナツ屋の割引券もらったから誘いに来たのよ。
どう、行く??」
それならそうと早く言えばいいのに。
でも…
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