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20XX年 4月△日
―――春―――
学校長『えー皆さんおはようございます。そして新入生の皆さんおめでとうございます。えー本日の春――――(以下略)』
ゆいは今日から中学一年生になり、背の小さい校長の長い話を聞いていた。
……校長の話し長いなぁ……。話す相手欲しいけど引っ越して来たから知り合い1人もいないし……。
ゆい『友達…か……。ハアァ…』
ゆいは大きなため息をついた。
『じゃあ私としゃべりませんかぁ?』
ゆいは隣の可愛らしい子にいきなり声をかけられた。
ゆい『(あれ!?今声に出してたっけ?!エスパー!?)あの…お名前は?』
ゆいはその可愛らしい子に動揺しながらも聞いた。
心音『あ…ごめんなさい!私は1年A組の野々原 心音(ノノハラココネ)、よろしくね♪あなたの名前は?』
ゆい『私は1年A組の島野ゆい。こちらこそよろしく‥‥。』
心音『わぁい♪一緒のクラスだぁ♪仲良くしようね!』
心音は眩しいくらいの笑顔で喜んでいた。
なんだかおっとりした子だ‥‥
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