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むかしむかしあるところに髪を長く伸ばしたいけ好かない野郎が…
「おい…いきなり違うぞ。」
え?どこが?
いけ好かないイケメンになりきれない残念なイケメンはいつも赤黒い頭巾…似合わねーよ。黒いパーカーを着た黒パーカーがいました。
「なんだよ黒パーカーって!どんなあだ名だよ!それにいちいち喧嘩売ってんのか!?」
もーいーよ。先進むぞ。黒パーカーもといライナスは金髪隻眼の母に森に住むお婆さんのとこへのお使いを任されました。
えーこのバスケットをお婆さんのー
「お前ナレーターだけじゃないのかよ!!」
いちいちうるせーな。んなんじゃ一生DTry「いってきまーす」
ライナスはバスケットをくすねて森に住むお婆さんちへと向かいました。
ライナスが森を歩いているとそれをじっと見る一つの影がありました。
「なんかよくわかんないけどあの黒パーカー襲えばいいんだろ?」
犬耳にしっぽのとても可愛い狼がナレーターに話し掛けてきます。
おいおい、ちゃんと台本通りにしろって。
「台本?なにそれ」
本を読むと2秒で眠くなる。流石アホの子!!馬鹿!可愛い!
じゃなくてとりあえず早く黒パーカーに寄り道するように言ってきて!!
「わかったー」
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