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私の名前は八雲 藍
何故か、この世界にただ一人の獣人なのだけど研究機関や政府の監視を受けずに普通に暮らしている16才の少女です。
ちなみに狐のアルビノ種だから真っ白なのよ。
「あたし今何考えていたのかしら?」
家の扉をくぐりながらそんな事を思う
「ただいま…」
私以外住んで居ないのに毎日何んで言ってしまうのかしら?
「明日も早いしお風呂入って寝ましょう」
「ふぅ…やっぱりお風呂は良いわね」
『ガタン』
「誰!」
浴槽に浸かりながら1日の疲れを癒やしていると脱衣所から何かが倒れる様な音がしたので誰も居ないと分かりつつも声を掛けてしまっていた。
しまった!と思い出来るだけ気配を消す努力はしてみるが何も起こらず取り合えずお風呂場から脱衣所を覗いてみる
「何だ、ただ柔軟剤のボトルが倒れだけだったのね…あれ?おかしいわねちゃんと置いたはずなのに?」
湯冷めする前に身体拭かなきゃあっ…着替え持って来るの忘れてたんだっけバスタオルを体に巻いて、良し
「着替え取りに行かなくちゃ」
脱衣所の扉を開いた所で私は自分の目を疑っただって…目の前に広がっているのは見慣れた家の中では無かったからだ
「ここどこ?」
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