アイドル 天海春香

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ガチャ 事務所の扉が開く。 春香「ふぅー、到着っと。あ、千早ちゃん、おはよう!」 アイドルにとって挨拶とはとても重要なことである。 ~♪ 千早「♪あおい~とr・・・あら、春香来てたのね、毎朝大変ね。」 春香「ううん?もう慣れたからっ。千早ちゃんは朝からボーカルレッスン?」 千早「えぇ、次にリリースする曲のイメージを膨らませてたところよ。」 ガチャ 二人の会話を割く音。 自然と二人の視線がそちらに向く。 P「おはようみんな!ってまだ二人か・・・」 春香「あっ!プロデューサー!おはようございますっ」 純粋な笑顔。 彼女の売りの一つである。 すぐさま彼に駆け寄る。 P「おい、走るとまた転けr」 春香「タタッ・・・あっ!」 千早「・・・はぁ。」 どんがらがっしゃーん!! 春香が転んだ。 足元にあった椅子が転がる。 事務所内に音が響く。 全国に響き渡るのではないかと思うほど大きい音が。 今思うと本当に響き渡っていたのではないかとも思う。 そして・・・
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