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これで、3人目の犠牲者だ……。
一人、また一人と犠牲が増えていく……。
恐らく、これを片付け無いことには―――食べ尽くさないことには逃げ道がないだろう。
この[闇たこ焼き]をかたすまでは……。
☆
事の発端は
我らの住んでいるクリシュナ王国の王立キンモクセイ学園の生徒会長の鶴の一声だった。
「今日の生徒会は[闇たこ焼き]だ!」
そう、この一声だ。
生徒会長もとい、齋藤飛鳥の声が開始の合図だった。
準備は、無口少女笹木靉のミリ単位の頷きによって、靉の執事:藤宮雪華によって、刹那に完成されたのであった。
また、具は飛鳥の意図を完全に読み切り、普通に蛸から、魚介類、肉類、気違い食品、調味料、媚薬などetc‥‥
会長飛鳥の満足のいく品揃えだった。
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