出会い

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出会い

私は確かに彼を「しゅうちゃん」と呼んだ。 この喉を震わせて、この少しだけ赤みがかった唇から。 彼は確かに私を「桜井」と呼んだ。 この耳たぶで拾った彼の声は鼓膜をはじかせて体内へ。
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