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ご飯に毒を入れられてから約一年｡まあ今日なんだけど…とうとう大きな事件が起きてしまった…｡それで､僕と兄さんは逃げていたんだ…｡
今日で僕と兄さんは１４才になって､とうとう王の次期候補､僕と兄さんそして､母さんが最も愛しているアル(弟)から王になるための勉強をさせる者を決める事になったんだ｡アルはまだ幼いけど､母さんがあまりにも頼み込むから父さんは一応で候補にしたんだって｡
父さんは兄さんに王になるための勉強をさせて､僕を兄さんのサポートとして､兄さん程では無い(らしい)けどある程度の勉強をさせようとしてたんだ｡
でも…やっぱり､母さんはアルを王にしたいらしくて…
日が落ちはじめて辺りが薄暗くなった頃…隣の国の暗殺ギルドとアルを王にって望んでいるお城の兵士を､僕と兄さんに差し向けたんだ……｡
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