―喰らう者の話し―

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まず、ドラゴンの身体の調子を確認するかのように、翼を羽ばたかせる。 突然の強風に驚いた鳥達が飛び出す。おくれて怪鳥が飛び出す。 それを待っていた、とばかりにイーターも飛ぶ。そして…怪鳥の脚に噛み付き、地面に叩きつける。 それだけで怪鳥は息絶えた。つまらない、というように一口でそれを食った。 そして、飛び立った。さらなる獲物を求めて…人間を求めて……
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