―迫る決断の時、訪れる崩壊―

5/7
前へ
/88ページ
次へ
イーター「生きていた、だと…?!」 オウガ「あいにくだけど…僕らはこんな事じゃ死なない!!」 キリク「そうだ!俺達はこんな事じゃ死なないんだぜ!!」 さっきまで気絶してたくせに…とは、思っているだけにしておいてやろう。 と、ここでイーターが暴れ出した。おそらく、時間切れになる前に仕留めてしまおうと思っているのだろう。天井にヒビが入りはじめる…イーターは気づいていない。 キリク「危なっ!」 キリクが尻尾をギリギリで避けてた。 オウガ「キリク!剣は?!」 魔法を使う余裕がない僕は、キリクに聞いた。 キリク「…あそこ!!」 どうやら、やられた時に弾き飛ばされたようだ…結構イーターの近くに落ちている。 僕は、イーターの攻撃をかい潜り剣を拾いイーターの心臓目掛けて突き刺した。 イーター「グ…ガ……」 途端、イーターの動きが止まる。 イーター「チクショ…ウ……いつか…復讐してや…る……末代まで…呪って…や………」 僕らを睨みながら低く唸るように言い、イーターは息絶えた。
/88ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加